「千色を奏でるピアニスト」

こんにちは♫ 千色を奏でるピアニスト 藤谷奈穂美です。

ブログを読んでくださっている皆さんの中でも、既にご存知の方は多いかとは思いますが

この「千色を奏でる」の意味。 これは今まで共演してきた、イタリアのトップクラスの演奏者たち(ミラノのスカラ座、ローマ歌劇場、スイス・イタリア管弦楽団等の各首席奏者)が私に言ってくださった言葉なんです。

「君は千色を奏でるピアニストだね」

イタリア人は、何でも大げさに表現します。

 

10分待った→1時間待った。

チョコレート5個たべちゃった。→チョコレート500個食べちゃった。

あんなに何度も言ったのに!→1万回は伝えた!!

 

という様に、何でもおおおおおきな数字で表すことが普通なんです。

それで、ピアノですが音色の多い私に、言ってくれた非常にありがたい、大切な言葉なんです。

ですので、これをキャッチフレーズとして使わせて頂いています。

 

数日前に、今年の夏の日本各地での公演より、私が演奏したストラヴィンスキーの「火の鳥」をYouTubeでアップしました。 原曲はオーケストラで、グイド・アゴースティというイタリア人のピアニストがピアノソロ様に最後の3曲を編曲したものです。 超超超難曲です・・・・💦

原曲がオーケストラなだけに、いかにしてそれぞれの楽器の音色を出すか、それをかなりのスピードで行うわけです。そして、普通は2段の楽譜がなんと3段・・・・。 この曲は、昨年の「北見国際芸術祭」で演奏して欲しいと頼まれてとりかかった曲です。 譜読みをし始めたときは「こんなの弾けるのだろうか」が最初に思ったこと。 少しずつですが、仕上げていきました。

去年の中国ツアーでも演奏しています。

そして、今年の夏の日本でのソロ・リサイタル。お陰様で各地で好評を頂くことができました。

私の演奏を初めて聞いて「本当に千色だった」と沢山の方に言って頂けたことは、本当に嬉しかったです。

そして、去年よりパワーアップしたこの曲をどうしても聞いていただきたい方がいました。

それは、去年の北見国際芸術祭で一緒に舞台に立たせて頂いた、トランペット奏者の小西徹朗さんです。

彼は独自の世界観があり、作曲もされます。即興も大変得意な方で、素晴らしい演奏家でもあります。

その彼。なんと「ストラヴィンスキーマニア」😅 「火の鳥を楽しみにしてました」とお会いするなり告白され(笑) たじたじとなった私・・・。 北見での演奏も大変喜んでくださいましたが、1年経った今、もう一度聞いて頂きたかったのです。

 

そして、さきほど頂いた感想がこちら。

「こんばんは!やっと火の鳥を聴けました!他にもピアノでの火の鳥があったり久々に過去のオーケストラの音源を聴いたり今日は火の鳥祭りでした(笑)今回の藤谷さんの火の鳥を聴かせていただいて、本当に素晴らしいなぁ!と感激しました!他の演奏も聴いてみて圧倒的に素晴らしいのはやっぱり音色だなあと思いました。音色というかオーケストレーションを含めたアナリーゼが藤谷さんのピアノの世界の大きな特徴であり強みだなと。音色、オーケストレーション、響きからアプローチしているピアニストはまずいないでしょう。これはすごい強みだと思います。他のピアニストのを聴いても確かに激しく指が回る演奏もありましたが、ピアノという楽器の特性上、ピアノ譜の中のアーティキュレーションとダイナミクスでしか表現されていないものがほとんどでした。たぶんオケを聴いたりスコアも読んでいるのかもしれないですが聴こえてくる音はピアノの演奏なんですね。王様の魔の踊り?のところは原曲だと非常に粗野でとてもかったるく、酔っ払いみたいな演奏されているものが多いのですがピアノ版になると力強いですが粗野にならずかったるくもない演奏になってしまいます。これは仕方ないことではありますが。あと、終曲のホルンのソロ、ここはピアノでの演奏は難しさを極めるかと思います。雨乞いや呪文を唱えるかのような難しさが・・・笑 また、最後の最後、結構曲自体が引き伸ばし引き伸ばしですが、ベームのウィーンフィルのをYouTubeで聴いたらすごくあっけらかんと終わっています。バレエの振付や火の鳥のバレエを観たことがないので何とも言えないのですが、初演の時って、感動的なフィナーレというよりももしかしたらですがカーテンコール的要素があったのかな?と思いました。ベームの解釈がもしかしたらそうだったのかもしれません。 ストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」は吹奏楽アレンジでもよく演奏されていますが、極めて難しくて特に火の鳥の終曲は金管楽器にとっては拷問です(笑) あ、あと、ピアノ版だと楽曲分析がしやすいです。オーケストラでは響きを表に出して音楽表現しているので音符そのものの音はぼやけて(ふくよかに豊かに)しまいますがピアノはオーケストレーションとは異なるアプローチの楽器なので曲の作りがとてもわかりやすいんです。他のピアニストの演奏を聴いていると音の運びがよくわかります。ですが、藤谷さんの演奏は音の運びが見えないんです。つまり、「演奏や音色がオーケストレーションされている」ということです。これ、かなりの強みだと思います。ピアノをピアノとして演奏しないことが最大の強みなんだと思います。 これ、またちょっと違いますが、要はカラヤンの春の祭典とゲルギエフの春の祭典といえばわかりやすいかもです。カラヤンのって何演奏してるかわからないんですがゲルギエフは非常に明確。でも僕はゲルギエフの方が好きです。「ぼやける」ことが仕事のオーケストラ、そこで逆に非常に明確に曲の細部まで明かりを入れたゲルギエフはすごい! と、ストラヴィンスキーネタになると止まらなくなるのでこの辺で(笑) 藤谷さんのピアノの世界は、ピアノとしての素晴らしさとしてだけではなく音色→音楽の素晴らしさがあります。これはたくさんいるピアニストには到底真似できないものだと思います。その強みを活かして今後も大活躍してくださいね!」

 

心から素直に嬉しかったです!!! 難曲に挑戦した甲斐がありました。

またこれから更に様なるように、精進したいと思っています。

皆様どうぞ、これからも応援の程、よろしくお願い申し上げます♫

 

 

こちらがその「火の鳥」の演奏です。 沢山の方に聞いて頂けたら嬉しいです😊

ciao ciao ❤️

7月24日 熊本健軍文化ホールにて。ピアノは私が世界中で弾いた中でも最高の代物(スタインウェイ)です!!!

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「千色を奏でるピアニスト」” に対して2件のコメントがあります。

  1. 坂下 早織 より:

    素晴らしい演奏でした✨
    感動〜〜

    1. fujiya より:

      ありがとうございます!!! 今年の夏のどちらかのコンサートにいらしてくださいましたか?

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